飴屋的日記
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7/31 (旧閏6/7)(木)

今週アタマくらいまでずっと作成していた譜面の発送完了メールが飛んできた。なんとか来週早々の初練習には間に合いそう。でもまだあと1ステージ分の宿題が。夏休みはコレと部屋の片付けで潰れそうだ。


7/30 (旧閏6/6)(水)

松屋の店舗限定「鉄皿牛肉バターライス」を食べてみる。690円の店と730円の店があるそうで,中身の違いはよくわからんが730円の店の方で。ごはん少なめで注文したのでバターとガーリックが強めに感じたが,夏なのでこれもアリか。後をひく味だ。食感が気持ちだけ長粒米ブレンドっぽい。いっそのこと東南アジアの長粒米で作った方が美味しそうな味付けだ。まぁ,そこまでやるとコストもかかるし,普通の日本人の味覚に合うか微妙になってしまうが,おいら的には是非長粒米で。


ごはん少なめでこんな感じ。まぁ,アリだ。


7/29 (旧閏6/5)(火)

引っ越してきてから照明は流用品のままなのだが,作業部屋に置いてあった倉庫代用のロフトベッドを処分したことから,部屋が明るくなった。そこで寝つき改善目的で作業部屋の照明をアイリスの安物昼光色LEDから暖色系LEDに変更することにした。この手のモノの大手は昔から松下かNEC(ホタルクス)や東芝,シャープ。専業ならタキズミやコイズミ。伏兵で日立。ただ,日立は2022年12月末をもって撤退済。暖色が欲しいが小物の半田付けを始めると昼白色全灯が必要なので調色可能タイプでないとダメだ。いきなり価格が上がる。色々とググってみると,2022年を持って撤退している筈の日立 LEC-AH06U が妙に安くてカメラのキタムラで5千円台だ。流通在庫処分かもしれんがよくわからん。アイリスの安物よりはマシだろうと購入。

で,部屋につけてみたのだが,ひとつだけ困ったことが。アイリスではリモコンを2つ使っていたのだ。ひとつは作業机近傍,もうひとつは部屋の入口に設置。部屋の入口に設置した奴はON/OFFさえできればよいので,オーム電機の社外品。ただ,コイツは中小と専業メーカーに徹している方の型番で,使えるメーカーがアイリス,タキズミ,コイズミ,ダイコー,オーデリック,アグレット,ドウシシャの一部,山善,サナーの9社だ。松下や日立は別型番のリモコンで対応。ところがリモコンコード表を見てみると,似たような数字が並んでいる。つまり,ONとOFFくらいなら使えるかもしれないということ。そこで色々試してみると,この LEC-AU06U はコイズミ(1211)の設定で動作した。LEC-AU06UがコイズミのOEMなのかは知らんが,数字を見てみるとメーカー違いで同じ数字があったりするのでOEMやODMが多いのか。そうではないとしても制御用マイコンくらいは各社で融通しあっているのかもしれん。それはともかく,このリモコン,部屋の外に置いておくだけなら流用できる。目的達成。


7/28 (旧閏6/4)(月)

お隣の天使様,来年の春アニメで2部開始という発表があったのを今更ながら知る。というわけで1部を1話から復習。1部の8話にあった伏線の続き,2部で見られるのかな。


7/27 (旧閏6/3)(日)

廃バスに住む3巻まで。昭和の終わりか平成初めくらいの車体の廃バスなら理解できるが昭和30年代っぽい風体でここまで状態の良いバス車体はないだろ。という要らぬツッコミもあるが,それはおいといて,これ,ほっこりでいい感じ。おいら好みだ。アニメ化しちゃうとつまらないだろうな。コミック売るときに実写のプロモーションCMをつくったようでYouTubeにあったのだけど,バスがちゃうぞ。CMのはコミックより更に古いボンネットバスじゃないの。ボンネットバスは保存車多いのだけど小さすぎてあの秘密基地の雰囲気は出ない。でもまぁ,ググってもモデルになったっぽいバスの保存車は出てこないので,撮影用に借用って訳にもいかんか。

午後は先週行きそびれた蕎麦屋に。店主がご高齢なのでいつまで喰えるか未知数だが,ここの蕎麦と野菜天ぷらは美味い。また来月も行こうかね。


7/26 (旧閏6/2)(土)

今週月曜に復活した車のオーディオから流れていた影響か,坂本龍一の曲 Lost theme がずっと脳内リピートしている。映画音楽だ。いつかピアノで弾いてみたいと思うがヘタレなので出だししか弾けない。それはおいといて,この曲に大貫妙子が詞をつけて歌った Antinomy という曲がある。タイトルを日本語に訳すと二律背反。どちらも完全に否定することはできない事柄。学校で習うのはカントの哲学の世界だが,これが恋バナになると「相手を追いかけると逃げられる。逃げると追いかけてくる」というありきたりな命題になる。歌の中で,ひとつのコインの裏と表に例えて,(今は別れていても)あなたは私と再び出会う。それが運命。という少し怖い終わり方をする。これがリバーブ控え目の透き通った元カレ坂本龍一のピアノにのせて,更に透き通った大貫妙子の声で淡々と歌われるのだ。もっとも,レコーディング時点で30年以上昔の話なので歌われているような恋愛感情なんて無いのだろうが,仕事でお互いに必要になるときがあるのだろう。アルバムを通して改めて聞いてみるとピアノの音の表現力の豊かさに驚く。この歌詞あっての説得力というかなんというか。こういうのって,楽譜じゃ表現できないんだよなぁ。


7/25 (旧閏6/1 朔日)(金)

月曜に車が復活したので,久々にコストコまで車でおでかけ。大量買いしても保存場所がないので買うのはいつもここでしか買えない酒瓶と薬品くらい。会員証の更新時期なので更新もお願いした。入会が2003年8月1日だからあと1週間で満22年だ。プラスチックカードの会員証はベージュ色に変色してしまっている。昔の会員証なので写真の解像度が甘い。おまけに写真が若すぎ。今となっては少し恥ずかしい。


7/24 (旧6/30)(木)

秋月の新商品に92mmのフルレンジと100mmのウーファーが出てた。ウーファーというよりミッドレンジのような感じだが,どちらも割と素直な特性で使いやすそう。どこの製品の流れモノかは知らんが素性は良さそうだ。メーカー名は隠されていたが北日本音響かな。よくわからん。おいら的見立ては周波数特性がf0あたりまで伸びているので,どちらもバスレフ向けで,側面A4サイズの箱に入れて70〜80Hzあたりを軽くブーストしてやればよさそう。¥500のウーファーは別途ツィータとネットワークを付加する必要があり微妙に高くつくので,¥400のフルレンジで設計するとして,標準的サイズで考えると,板厚9mm,側面からみた縦横がおよそA4サイズで,正面の幅が150mmくらいの箱だと,正面に直径30mmの穴をあけて,直径30mm,長さ70〜80mmくらいの紙パイプをつけてやればいい位か。畳半畳のベニヤ板かMDF板があれば取れると思うので,カット代含めて板材2000〜3000円くらい。あとターミナルやらネジやら塗料やら。トータル5千円くらいで1組作れそう。組み合わせるアンプもNFJあたりの安物中華アンプで十分鳴らせそうだ。学生の夏休み暇つぶし工作とかに最適?


7/23 (旧6/29)(水)

昨日のつづき。どうせだったらミニ四駆で霊柩車をつくってかっ飛ばすのはどうだろうか。昭和の終わり頃,コロコロコミックとコラボして小学生には高価なラジコン四駆の数百円版デフォルメとして流行らせる前,短命だったがスケールモデルがあった気がする。まぁでもそんな昔の奴は出物があっても高価だろうから,現行品のシャーシだけ頂戴して,ボディは普通のプラモデルを載せれば良い。多少の切り継ぎ加工は必要だろうが,キャデラックやリンカーンだって夢じゃない。それこそ大人のミニ四駆だ。

大人のミニ四駆といえば,今は亡き東急東横店の屋上にミニ四駆コースがあって,持ち込みで遊べるようになっていた。そこを30年くらい前においらに紹介してくれたのは当時特撮屋,今は映画監督の山崎貴氏だ。居酒屋でミニ四駆の楽しさの魅力について楽しそうに刻々と語ってた。特撮屋なので戦車プラモデルとか作るのはお手のモノ。どんな感じに作るとカメラ映えするのかとか,そんな話の中で出てきたのがミニ四駆。当時,相当ハマっていたらしい。


7/22 (旧6/28)(火)

タミヤの会長が亡くなったとのニュースが。90歳。プラモデル業界では神様のような人だ。娘婿に社長を譲ったが自分より先に亡くなってしまったため孫婿に社長を譲った昨年まで社長兼業。やむを得ない事情とは言え生涯現役とはこういうことか。プラモデルの神様の弔いなので,さっそく宮型霊柩車のプラモデルを作ってみようかと思ったが,さすがにそんなプラモデルは無かった。ググってみると過去にミニカーのダイヤペットで商品化していたらしい。45年前のダイヤペット会員様むけ特別頒布だったそうで,かなりのレアもの。なんと宮型霊柩車製造の業界最大手だった米津工房の監修付きという力の入れよう。モノがモノだけに浅草寺のお札つきで頒布したのだとか。そのほか,市販プラモデルやミニカーの改造ネタとしては昔からあるようで,作品もちらほら。ダイヤペットのようにリンカーンコンチネンタルを元車にすると格好よさそうだが,普通にセンチュリーやクラウン,セドリックの改造だ。うーん,最近めっきり見なくなってしまって実在しているのかどうかも怪しいかもしれん。昔々,90年代にアレの中古車を買ってドクロつけてアルカディア号ゴッコをしようなんて話もあったが,元が安くても維持が大変だ。宮型霊柩車のプラモデル,絶対に海外で売れると思うのだけどな(もちろん,勘違い込みで)。アオシマあたりでやらんだろうか。塗装と別パーツで漆塗りバージョンと白木バージョンと金ピカバージョンを選べるようにするとか,なんだか楽しそうだ。


7/21 (旧6/27)(月)

およそ一ヶ月ぶりに車が修理完了。そうは言っても3連休の最終日。修理屋は近所ではないので,なんとか渋滞を抜けて我が家まで運転しないとならない。譜面作成もしないとならないのでゆっくり渋滞にハマっている場合ではないのだが,まぁなんとか帰宅。車はいまのところ好調。でも,酷暑の間に一ヶ月間ずっと部品の納品待ち状態で不動状態だったのでバッテリーが死にかけているのかエンジンのかかりが悪い。バッテリー交換はクソ暑いなかで一番やりたくない作業なんだけどなぁ...


7/20 (旧6/26)(日)

クソ暑い選挙の後,夏野菜の天ぷらが喰いたくなり,アテにしていた蕎麦屋にいったら臨時休業。しかたがないのでバスで移動してうどん屋へ。午後はひたすら録音のマスタリングとビデオ編集。ビデオ編集はどうにか終了。

香港に向かっていた台風,中心気圧が980hpa前後でサイズも小さめなので雑魚かと思っていたら, 当たりどころが直撃だったらしく久々にシグナル10が出たというツィートが。シグナル10って,ビルの窓ガラスが割れたり,ビルの屋上の違法建築の屋根が飛んでいったり,バスがひっくり返ったりする奴だ。公共交通機関は全て休止。オフィスも学校も休み。観光客はどこにも行けないので泊まってるホテルに揺られながら(強風なので,高層ホテルは結構揺れる),部屋の窓ガラスが割れないよう神に祈るしかない。で,映像みてみると確かに結構な台風だ。日本は3連休なので台風知らずに香港に出かけて空港までの電車が止まったからタクシー頼んだら普段の3倍の1000ドルって言われたなんて話が出てたが,1000ドルって安くないかい? だってシグナル10出てたら強風で何か飛んできてタクシー壊れても水溜まりに突っ込んで水没しても自動車保険が効かないのよ。10倍ふっかけられたって安いよ。まぁこんな日に香港旅行に来るくらいだから,そんな話は知らんだろうな。どうせ飛行機だって飛べないから空港は行くだけ無駄。夕方にシグナル10が解除されて8になったそうで,そうなると空港まで電車で行けるので,それまで待っても大丈夫。そもそも飛んでこないし,乗務員だって出勤できないのだから。あと面白かったのが食事難民。そりゃ,シグナル10が出たら市内の飯が喰そうな場所は休業か特別追加料金のどちらかだ。スーパーやコンビニはまずやってない。ところが金鐘駅構内と湾仔のMcDonaldは普通にやっていたそうで,食事難民がわんさと駆けつけていたのだとか。救う神もあるのね。(他に大快活もやってたらしいが,香港に馴染みのない一般的な観光客ならMcDonald推奨)


7/19 (旧6/25)(土)

朝から晩まで演奏会の一日。ガラコンサートなので他団と一緒。午前中は発声指導とリハ。午後は歌う方で本番。夜は他団の先生方や団員と懇親会。木曜に作った譜めくりペダルは本番で問題なく使えた。手で譜面をめくっていないので暗譜しているように見えたらしい。それはそれで面白い。ともかく,皆様お疲れ様。


7/18 (旧6/24)(金)

ギター屋のフェルナンデスが破産のニュース。いや,去年破産しただろと思ってたのだが,一旦取り下げていたらしい。商標は一部譲渡されているのでブランドは残っているが別物だ。我が家にはここのベースギターとZO-3がある。ZO-3はとうの昔に売り払ったものだと思っていたら,引っ越しのときに出てきて驚いたもの。スピーカーリングがないので韓国製最初期型に見えるが,鑑定してみると1995~1999年の台湾製中期モデルだ。30年モノで色々とメンテは必要だが音は出る。もっとも,ケミコンの交換が必要そうな酷い音ではあるが。アンプ不要な身軽さが今になってありがたい。


7/17 (旧6/23)(木)

週末の演奏会だが途中でパーカッションを演奏する必要があり,譜面が使えないので暗譜が必須。ところが先日の練習で試しに暗譜で歌ってみたらかなりイマイチ。さすがに間に合いそうもない。そこで,iPadと譜めくりペダルを使うことにした。iPadはともかく,問題は譜めくりペダルだ。そんなモノは持ってない。アマゾンで中華の安物を調達するにも,プライムデーの後なので配送が日曜以降の商品ばかりだ。色々ググってみると,音家のコラムに自作記事を発見。よく考えたらキーボードの右矢印をフットペダルで制御するだけなので,USBかBluetoothキーボードもどきを作れば良いだけだった。これなら簡単につくれそうだ。記事はESP32をArduino環境で使っている。Arduinoが使えるESP32ならSeeed StudioのXIAO ESP32C3の買い置きがいくつかある。技適マーク入りなので堂々と使える。手許の買い置きは秋月で¥940と安価だ(今は¥1080に値上がりしているがそれでも安価)。これに抵抗入りLEDとフォンジャックをつけて,手許のヤマハかコルグのフットスイッチを繋げてやればハードは完成。なんとお手軽な。フットスイッチはヤマハとコルグでは極性が逆なのでどちらか専用になるが,今回はヤマハにするか。LEDは邪魔だが,これがないとBluetoothがリンクしているかわからない。5mmのを使ったのは,抵抗入り12V用(つまり,暗い奴)が5mmしかなかったため。ついでにカプトンテープを巻いて更に滅光しておく。

で,音家のコラムのソースコードをコンパイルしてXIAO ESP32C3に書き込む。勿論そのままではダメで,コラムにあったライブラリの修正と,XIAOに合わせたI/Oポートの変更が必要。おいらはGNDに一番近いD10をLED出力,反対側のD3をスイッチ入力に設定。他に,音家のコラムのソースコードのままだと踏んだときと離したときの双方でページがめくられるので,これを踏んだときだけめくるように変更。これでXIAO ESP32C3でも問題なく動作した。さて,コイツは譜面台に括り付けておくかね。


XIAO ESP32C3をフォンジャックに貼り付けて,黒テープでぐるぐる巻きにした。
不恰好だがこれで必要十分。


7/16 (旧6/22)(水)

ゲーミング椅子を組み立てることになったのだが,これが大苦戦。マニュアルには2人作業推奨と書いてある。そりゃ,広い場所で2名作業すれば簡単なのだけど。あと,1人作業なら電動インパクトドライバーは必須。これは助かった。


7/15 (旧6/21)(火)

5月に通い始めた歯医者だが,ようやく義歯が入った。そしたら舌炎が劇的によくなる。やはり無意識のうちに舌を傷つけていたか。まぁでも,今週末の演奏会に間に合いそうでなにより。舌炎の状態で歌うのは大変なのだ。


7/14 (旧6/20)(月)

アマゾンのプライムデー,今年は目玉が少なくあまり盛り上がらなかったが,まぁそんなものか。おいらはメインのMacにつけているUSB3ハブを新調してみた。サンワサプライの10ポートの奴。中身はRealtekだった。老化で調子の悪いHUBも混ざっていたカスケード接続を,一部のUSB3と相性の悪いデバイスを除いて解消。相性の悪いデバイスはUSB2のHUBをカスケードにして接続。まぁこれでしばらくは持つだろう。持つといいな。


7/13 (旧6/19)(日)

グレゴリオ聖歌勉強会の日。今日のテーマはヤコブ。英語にするとジャックさんだ。7/25が祝日。祝日は大抵の場合,誕生日か没日なのだが,ヤコブはどちらもハッキリしないので墓が見つかった日としている。亡くなったのは紀元44年。時のユダヤ王に迫害されて斬首。ところがキリストのように復活されるとたまらないので埋葬の許可が出ない。そこで弟子たちが遺体を小舟に乗せ風まかせに流れ着いたがスペインのガリシア。そこで埋葬されたそうだが,どこに埋葬されたか時の流れで忘れられてしまう。ところが813年になって,スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラで墓が突然見つかり,それから巡礼地となる。キリスト教では3大巡礼地だ(ほか2つはエルサレムとローマ)。

このサンティアゴ・デ・コンポステーラについて,12世紀(平安時代末期)に書かれたカリクストゥス写本という指南書がある。巡礼の指南書,いまでいう旅行ガイドだ。サンティアゴ・デ・コンポステーラまでの巡礼路の案内のみならず名所や名物まで色々と。また,サンティアゴ・デ・コンポステーラに入ったあとも,名物,名店など色々な案内が書いてある。もちろん当時モノなので,21世紀の今では話半分なのだが,その様々な紹介に紛れて楽譜まで掲載されているのだ。これが,現存している最古の多声合唱という話(勿論,諸説ある)。3部合唱だ。ただし,上パートと下パートに挟まれた中パートは筆跡が怪しい。それにしたって,2部合唱だとしても最古の合唱だ。


7/12 (旧6/18)(土)

前世紀からお世話になっていた合唱団の解団式に行く。名残惜しいのだけど,色々あって活動継続が困難になってしまった。残念。


7/11 (旧6/17)(金)

なんとかビリを脱して欲しい我がヤクルトスワローズ,まだオールスター前だというのに来年の監督の噂報道がチラホラ。その中で今日みつけたのが宮本慎也が監督就任の噂報道。知る人ぞ知る,あのフランク三浦をつば九郎と共に世に広めた仕掛け人だ。彼流のルールを選手に押し付けたら(いわゆる1号営業の)風俗店はOKだがザギンやギロッポンは禁止なんてことになるかもしれん。それはそれでチームが強くなるなら面白いが,往年のPL学園の熱血練習なんてことを今のヤクルトでやったら更に故障者続出だ。まぁ,無いだろうな。


7/10 (旧6/16)(木)

先日より高校野球の東東京と西東京大会が始まっているのだが,組み合わせ表の球場が一つ増えてる。シードブロック毎にだいたい球場は決まっているが,そこに時々「ジ」が入ってるのだ。神宮第二が使えなくなって久しいので球場が増えるのは嬉しい。ところでこの「ジ」ってどこだ。説明書きを見ると,ジャイアンツタウンスタジアムと書いてある。よみうりランドの近辺の最近できた新道脇に今年オープンした球場だ。いままでのジャイアンツ球場を3軍と女子チーム用にして,2軍戦はこの新球場に今年から引っ越し。ちょっとまて,ジャイアンツ球場は川崎市だ。ってことは神奈川県の球場でやるのか?と地図をみてみると,川崎市ではなくギリギリ東京都稲城市。こりゃびっくり。しかしここ,山の上の僻地なんだよな。交通はというと京王よみうりランド駅か稲城駅からクソ暑い中20分くらいかけて登山するか,1時間2本の小田急よみうりランド前行きバスに乗るしかない。神宮のようにチラっと入って応援という訳にはいかない場所だ。まぁでも,西東京が使っている小野路球場よりはマシだし,周辺交通量は凄く多いが公共交通機関に恵まれない大田スタジアムといい勝負なのかもしれん。


7/9 (旧6/15)(水)

本国ではキロ7万円で取引されたことがあると言われたフランスのじゃがいもボンノットを使ったポテチを入手したので食べてみた。フランスから種芋を取り寄せて日本で育ててみたのだとか。湖池屋の夢が詰まっているそうだ。イモに強い旨みがあるというので岩塩味をチョイス。波型カットでイモの香りが口のなかにふんわりと広がる。これは美味い。ただ,ポテチを食べているというよりは,飯を食ってる感覚だ。味わいがスナック菓子ではなく料理なのだ。ひとつだけ残念な点がある。油だ。後ろの方のロットだったのか,イモに旨み成分が入りまくっているお陰か,油が古く感じる。溶け出した旨み成分が乗ったといえば聞こえが良いが,残念ながら旨みは熱分解して雑味になってしまっている。でもまぁ,そこも含めてコイツはアリだ。夏の暑さで脂の落ちた鰻を食うのだったら,こっちのほうが贅沢感を味わえる。また来年も是非。


白いトランクのような化粧箱入り。


4袋入ってた。


7/8 (旧6/14)(火)

香港の金鐘にある飲茶レストランの名都酒樓9/27の営業を最後に閉店するというニュースが。うーん,家賃上がったのか景気悪いのか。ここは香港では数少なくなってしまったワゴン式飲茶の店だ。おいらも何度か行った。ワゴン式というのは,オバチャンが蒸篭をワゴンに載せてレストラン内を回り,客はそのワゴンから点心の入った蒸篭を受け取り,精算用の伝票にハンコを押してもらう初心者にも優しいシステム。蒸篭の中身がわかるので,メニューの名前を見てピンとこなくても大丈夫だし,わからなければ聞けばいい。今のオバチャンなら昔と違い大抵は香港生まれ世代なので広東語を使わなくても英語が(程度の差はあるが)通じる。人だかりができているワゴンであれば,それは大抵の場合アタリ。美味いのだ。名前なんか知らなくったって美味いものは美味いのだ。ニュースには問及結業原因,對方指不知情,又連嘆兩句「好無奈」と書いてある。閉店の理由は不知情,つまり「情報が無い。知らない」,好無奈は「どうしようもない」だ。ここを経営している香港聘珍樓は,今年倒産した横浜中華街の聘珍樓がバブルの頃に香港に設立した会社。今は資本関係無いらしいが,何か関連があるのかもしれないし,まったく関係ないのかもしれない。


地下鉄金鐘駅直結。統一中心の4階(日本風に言うと5階)


2019年に行ったときの写真。現地の知人と楽しい飲茶。右上の伝票にハンコを押してもらうルール。
菜心(中央の野菜)と腸粉(中央の白い奴)はワゴンではなくフロア中央のカウンターで受け取る。


7/7 (旧6/13)(月)

令和7年7月7日,スリーセブンの七夕。今年ベガとアルタイルは会えたのだろうか。新暦七夕は例年梅雨の真っ只中。滅多に晴れないお約束なのだが,空は少し薄曇りなくらい。季節外れの朧月だ。場所によっては会えたんじゃないかな。七夕が東京以外のお盆のように月遅れならば晴れる確率上がるけど,昨今のように毎晩夕方に熱帯のスコールのようなゲリラ豪雨が来るようじゃかわらんな。

ネットの旅行代理店(というかホテル予約サイト)アゴダが炎上中。実際に部屋が予約できていないとか,禁煙ルームを予約したのにタバコ臭い部屋になったなんて噂をよく聞くサイトだ。タバコ臭云々はホテル側の問題の場合も多いのだが,問題は部屋が取れていないケース。ホテルの予約枠販売はホテル直販(ホテルが枠を直接管理)のほかに,不動産屋で言うところの自社管理物件(旅行代理店に枠を販売し,それを代理店が売る)と仲介物件がある。海外ではよくあるホテル側のオーバーブッキング以外にも仲介屋が色々やらかすのだとは思う。そういや以前,おいらもここで香港のホテルを予約して,ホテルに行ったら部屋が用意されていなくて,フロントが慌ててハウスキーパーに連絡して無理やり一部屋用意したなんて経験があった。相手がマトモなホテルだったことと,閑散期だったので被害に遭った訳でもなくこんな対応でなんとかなったが,繁忙期だったと思うとゾッとする。で,炎上の火種はここの元社員が1%くらいならアゴダのブランドは傷つかないとの開き直り発言したこと。ちょっと待て。不誠実な仲介屋の問題なら,マトモな仲介屋と契約すれば良いだけで,安いだけの仲介屋を使うからこんな話になるのだろうに。元社員云々というより,元々の社風なのだろう。1%なら問題ないと考えた言い出しっぺは文系の人なんだと思うが,ちゃんと計算できないんだなぁと思う。1%の不良率ってかなりの高確率なのだ。満員の新幹線なら10人以上が座れないのだ。その位なら遭遇率も低いと感じそうだが,そうでもない。毎月使う人が10人あつまるとどのくらいになるか計算してみる。どのくらい被害に合うかは,1から被害に遭わない確率の累乗を引いた値なので,1-(0.99^12)^10≒0.7 となる。つまり,毎月使っていると,あつまった10人のうちの誰かが被害にあう確率がだいたい7割。毎月使う人が10人集まって7割の確率で予約ミスに遭遇するって言えば,文系にも理解できるかな。日本ではこの手の嫌な噂はすぐに広まるものだ。これでは,ノウハウ貯めたライバル他社の多い日本で商売するのは難しいと思う。


7/6 (旧6/12)(日)

指揮棒振りの日。プチ演奏会が近いのでソプラノだけ集めて強化練習。そこに向かう前に鬼おろし牛めしを喰いに入った松屋のBGMが菊池桃子のOCEAN SIDEに大貫妙子のSummer Connectionだった。なんじゃこの選曲は。夏っぽい曲を適当にAIで集めた...訳ないな。誰か絶対好きな人いる。どちらも隠れた名曲。良質なシティポップだ。よく聞いていたアルバムなので覚えてる。

菊池桃子の方は彼女の1stアルバムなのだが,このアルバムは林哲司の世界そのまんま。知る人ぞ知る菊池桃子の名前を借りた林哲司の隠れソロアルバムだ。コーラスは同じ事務所だったオメガトライブ。というより,彼らのアルバムとそのまんま同じ味。アレンジやバンドの豪華さと比較し歌は不安定だが,デビューしたての高校生アイドルにこのバンドに見合う歌唱力を要求するのも酷だ(それでも他よりは上手かったが)。そういやこのアルバム,一番最後のI Will,歌の終わりで桃子ちゃんがI Willって言った後に大きな音量でドラムセットのフロアタムの音が入るのだが,当時はCDでなくレコード。使っていたカートリッジはこの溝が再生できずに針飛び。マトモにかかるのは数回に1回という有様。次に出したテラ戦士ΨBOYサントラにも同じ曲が入っていて,こっちはカッティングレベルを下げたのか音飛び無し。懐かしい思い出。

大貫妙子の方はRVCに移る前のシュガーベイブの香りをプンプンさせてた頃の作品。というか,当時全然売れなくてRVCに移るキッカケになってしまった作品。そういや,何年か前に坂本龍一が大貫妙子と同棲していたことがあるなんて新潮でネタにしてたんだっけ。既に末期癌だったのでそんなネタはそのまま墓場に持っていけばよいものを。同棲当初,ロクに仕事が無くて暇だけあったので,麻雀やろうと同じく暇そうな山下達郎を呼んだら実家のパン屋の軽トラでやってきて,4人目にそこそこ暇そうな伊藤銀次を呼んで2晩連続の徹夜麻雀とか,麻雀で興に乗って彼女のソロアルバムを作ろうって話になったとか,なんだか楽しそうな話も色々。Summer Connectionは幸せいっぱいの同棲中に坂本龍一と二人でセオリーを無視して好き勝手やってみたセカンドアルバムの最初の曲。セオリー無視の報いなのか全然売れなかったのだとか。その後,坂本龍一が他の女を好きになって出ていくことになって,その別れの思いをネタにした曲が2つ後のアルバムの「新しいシャツ」(本人は軽く否定しているが)。この曲のメンバーはYMOそのまんまなのだが,アレンジとピアノとプロフェット5を弾いているのは坂本龍一本人。新しいシャツに限らず,元恋人への当てつけのような歌が結構あるアルバム。プロデューサーが持ってきたアルバムのコンセプトはヨーロピアン。ところがどうやって作ったらよいかわからない。彼ならなんとかできるかもと。


7/5 (旧6/11)(土)

そろそろお盆になるので精霊馬を調達しないとならんのだが,近所のスーパーは関西系なので置いてない。本物の野菜で作ってもよいが,食べないならもったいない。食べてこその供養だ。そこでネットで注文してやろうと思ったらダビデ像のSYUTOが出すお盆の精霊馬のプラモデルってのを見つけた。これは面白い。さっそくポチろうとしたが,まだ未発売で発売予定日が7/31だ。こりゃダメだ。間に合わん。アンタ船堀の会社だろう。お盆は7/15じゃないのか。


7/4 (旧6/10)(金)

銀河鉄道999 ANOTHER STORY アルティメットジャーニーの漫画版,2巻までアマゾンで期間限定無料だったので読んでみる。松本零士は原作と総設定とデザインで,漫画は島崎穣のオリジナルだ。未完に終わったエターナル編の設定を取り込んだ別系列の物語。昭和の劇場版2作の続編なので鉄朗は少年ではなく青年の設定だ。昭和の劇場版2作目のラスト,鉄朗がプロメシュームを倒し,一人で999に乗って地球に戻ってきたところから始まる。メーテルが青年になった鉄朗にデレデレになる恋愛物らしいが,2巻ではまだそこまでの展開はない。それにしても鉄朗がいい男なんだよな。メーテルと鉄朗ではメーテルがいくら年下男子好きでも歳が離れすぎているが,それはラーメタル人の機械化人という設定上の話で実際の見かけはお姉さんくらいなのでアリか。この作品では鉄朗がメーテル以外の女性キャラにもモテまくってる。映画版なので2作目の最初が17歳,そこからアンドロメダに行ってプロメシュームを倒し地球に戻ってきて,また更に1年後に999で出発。鉄朗も立派な青年だ。続きが気になるところで無料が終わりなのはさすが秋田書店。


7/3 (旧6/9)(木)

昨日の排水レールだが,無事に機能しているようだ。おとめちゃんと専用ホルダーが外れかかっていたので結束バンドを追加。説明書にはビニールテープで固定するよう指示があるが,ビニールテープは独特の糊残りが嫌なので持っていない。電気絶縁ならアセテートテープかガラスクロステープを普段使っている。ただ,こいつらは防水ではないし,剥がすのが面倒なのでエアコンのドレンに使うなら防水で,且つサッと剥がせるビニールテープの方が良い。用途的には結束バンドで良さそうな気もするのだけど,しばらく経つと紫外線劣化して割れてしまう問題あり。それより前におとめちゃんの中の逆止弁を掃除しろってことなのかもしれん。


7/2 (旧6/8)(水)

引っ越してきてエアコンを本格的に使い始めてからまだ1ヶ月半も経過していないのだが,バルコニーにドレン排水のシミがついてしまったので,ドレン排水用レールというのを試してみることにした。見かけはケーブルプロテクタの下半分みたいな感じだが,素材は軟質塩ビで柔らかく,全く別物だ。まずはシミの掃除から。バケツで水をかけるだけではどうにもならない様子。水圧をかけても頑固に残る。ハイターかければなんとかなりそうだが,これは最後の手段。そこでシミの上から緑色の壁洗剤をかけてスポンジでこするという,大昔に掃除のバイトで習った方法を使ってみる。これは効いた。ドレン排水のシミがみるみると取れていく。シミを除去したところでドレン排水用レールを敷き,おとめちゃん(逆止弁)を介して専用ホルダーでレールに止める。おとめちゃんは無くてもよいが,空中にあるべきドレン排水の出口が排水用レールと接することで虫が侵入しやすくなるので,おとめちゃんか虫除けキャップをつけておいた方が良さそう。さて,効果の程は如何に。


7/1 (旧6/7)(火)

この日記が何と25周年。いわゆるブログとは違う只のダイヤリーなのでテーマなんて全くないし,読者がいることも(ごく一部を除いて)想定していない。90年代後半に出てきたWeb日記のスタイルをずっと継続。まぁでも,色々と環境は変わるもので,日記を書くキッカケとなった人も結構前に挨拶したっきり疎遠状態。25年前の7月はというと,それこそ25年前にvimのバグでファイル消失してしまって綺麗には残っていないのだが,発売されたばかりのPS Oneでクーロンズゲートにハマっていたらしい。そのPS Oneもとうの昔に処分したんだよなぁ。クーロンズゲートは超級風水師が九龍城で四神獣の見立てをするゲーム。その香港の風水師といえば,複数の有名な風水師が日本で大地震が起こる可能性があると言い出して,7/5に大津波説のたつき諒の漫画が香港でベストセラーになったという話が。どこでどう繋がっているのやら。


せっかくなので25周年記念のフルーツタルトを発注してみた。


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