飴屋的日記
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5/2 (旧3/24)(木)

コメダに篭って譜面書き。暗くなってきてなんだかエアコンが強烈だなぁと思ったら外はもっと寒かった。おかげさまで課題のうちの一つは終わりそう。

ピアニスト フジコ・ヘミングさんの訃報。フジコ・ヘミングと言えばスズナリの建物にあったシネマ下北沢で上映していた「ざわざわ下北沢」を思い出す。シネマ下北沢は50人くらいしか入れなそうなミニシアター。小劇場の映画館バージョンといえば聞こえが良いが,そんなんで利益が出るわけないのでいつまで続くかというシアターだった。しばらくして経営が某出版社に移り,その後あっけなく閉鎖。某出版社の社長がインチキ健康食品で逮捕されたとか。そのざわざわ下北沢からおよそ四半世紀。小田急が地下に潜ったあたりから急速に景色が変わっているような気がするのだけど,小田急ホームからよくみえたビリヤード場やラブホテルはまだまだ健在。昔,駅前劇場の建物の1階にあった餃子の王将で毎日晩メシ喰ってた頃が懐かしいわ。


5/1 (旧3/23)(水)

昨日のJFET入力にした純正NE5533を波形測定してみた。負荷は10KΩ。アプリケーションノートの例にあったカスコード構成ではない,なんちゃってJFET入力だが確かに位相応答がよくなっている。周波数特性も向上。これなら安定しそうな感じだ。ただし,ブレッドボードの影響なんだろうが,少し発振しているのでマイナス入力と出力との間の抵抗に並列で68pFを追加する必要アリ。100pFでもよいがその真ん中位がベストな様子。コンデンサを入れると落ち着いた波形になる。NE5533(NE5534)に秋月の2SK2145と定電流ダイオードを1個ずつ足すだけで化けるってのが遊びとしては面白い。


(1) (比較用)100KHz入力時の応答。13-14ピン間の位相補償22pF。3.2Vくらいになる。NE553xらしさはこのヒゲから。


(2) (比較用)10倍の1MHz入力時の応答。位相補償22pF。出力は100KHzの半分以下に。


(3) (比較用)22pFを外すとこんな感じ。位相がひっくり返りかけている。出力もおよそ半分。


(4) (2SK2145入力)なんちゃってJFET入力にするとこんな感じの応答になる。
波形はノコギリ波だが出力は3V超。位相遅れはほとんどない。


(5) (2SK2145入力)ちなみに上記構成で500KHzだとこんな感じ。まぁ頑張っている。

で,ここまでやるのだったら,アプリケーションノートの回路例をそのままTIのJFE2140で実験出来ないかと試してみた。カスコード構成だ。結果,周波数特性はかなり改善。東芝の2SK2145よりは角が立つ波形となった。これなら世の中の高級オペアンプとも並べられる。問題はコスト。秋月で2SK2145が2個100円。1個あたり単価50円なのに対し,JFE2140は1個500円。2個必要なので1000円だ。コスト20倍。だったら世の中の高級オペアンプと変わらんような気がしなくもない。(もっとも,下段JFETだけ¥50の東芝を使うという手はあるが,それでも11倍だ)


(6) (JFE2140×2入力)500KHzだとこんな感じ。ブレッドボードなのになかなかの特性だ。


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